1955年、ニューヨークに生まれたチャールズ・ファジーノは、幼少期から絵本やポップアップアートに強い関心を寄せて育ちました。名門ニューヨーク・スクール・オブ・ビジュアル・アーツでファインアートを学んだ後、従来の平面絵画にとどまらない表現方法を模索。そこで確立されたのが、複数の版画パーツを手作業で切り抜き、シリコン樹脂を用いて立体的に組み立てる「3Dポップアート」の手法です。
ファジーノの名を不動のものにしたのは、その圧倒的な緻密さとポップなエネルギーでした。米国のメジャーイベントにおける公式アーティスト抜擢が相次ぎ、NFLのスーパーボウルをはじめ、MLBオールスターゲームやグラミー賞、米国オリンピック委員会公式アーティストなどを歴任。アンディ・ウォーホルやレッド・グルームスらの系譜を継ぐアメリカン・ポップアートの旗手として、現在も世界数十カ国で個展が開催されています。