首に入りかけた瞬間に勝負が決まるこのサブミッションだが、トッププロたちは無抵抗で降伏するわけではない。近年確立された最も有効な回避策は、まず自分の顎を極限まで引いて頸動脈への圧迫を最小限に抑えつつ、相手の「絞めに来ている方の手首」を両手で掴み取ることだ。
さらに重要なのが、体の向きを変えるエスケープ動作である。背後の相手と同じ方向を向くのではなく、相手のフックが弱い側へ腰をずらし、背中をマットへ擦り付ける。相手のバックコントロールを解除し、正面を向くことに成功すれば、絶望的な状況から形勢逆転のチャンスが生まれる。