子犬を迎えた最初の数日間、多くの飼い主を悩ませるのが「夜泣き」です。母犬や兄弟から引き離された孤独感や、新しい環境に対する警戒心が主たる原因です。
効果的なフレンチブルドッグの夜泣き対策として、以下の3点を徹底します。
- ブリーダーの匂いがついたタオルの設置:譲渡時に実家ケネルで使用していた毛布やタオルをケージ内に入れておくことで、嗅覚から強烈な安心感を与えます。
- ケージの遮光カバー:夜間はケージの上に布やバスタオルをかけ、視覚的な刺激を遮断して「巣穴」のような安心できる空間を演出します。
- 泣いても駆け寄らない徹底した一貫性:鳴くたびにケージへ行き、声をかけたり抱き上げたりすると、「鳴けば要求が通る」と学習してしまいます。排泄や体調不良でないことを確認した後は、心を鬼にして無視を貫く姿勢が結果として夜泣きの早期終息につながります。
また、フレンチブルドッグのしつけの始め方において最も重要な時期は、迎えた当日から生後4ヶ月頃までの「社会化期」です。陽気で人懐っこい性格を持つ反面、頑固で力強い一面を持ち合わせているため、成犬になってからの咬みつきや飛びつき、引っ張り癖を抑制する基礎をこの時期に叩き込みます。
しつけは「叱責」ではなく「正の強化(良い行動をした瞬間に褒めてご褒美を与える)」を主軸とします。トイレトレーニングは、寝起きや食後など排泄のタイミングを見計らってサークル内のシートへ誘導し、成功した瞬間に高めのトーンで短く褒めるサイクルを繰り返すことが最短の成功ルートです。