メイドを雇用するにあたって最も関心が集まるのがコスト面です。日常の家事負担を軽減する「通い型」と、24時間体制に近いサポートを実現する「住み込み型」では、発生するコスト構造が根本から異なります。
まず通いメイド業務内容は、室内の日常清掃、洗濯、アイロンがけ、料理の作り置き、ベッドメイキング、買い物代行などが中心です。1回あたり2〜3時間、週1回〜3回程度利用する場合のメイドを雇う費用相場は、月額換算で5万円〜15万円程度(時給換算で2,500円〜4,500円+交通費)が一般的な水準です。
一方、桁違いのコストが発生するのが住み込み雇用です。住み込みメイドの料金は、基本給だけで月額25万〜35万円前後、これに時間外手当、各種社会保険料(労災・雇用・健康保険・厚生年金)、賞与、さらには専用個室の家賃相当分や水道光熱費・食費の負担が加わります。実質的な支出総額は月額40万円〜70万円以上に達し、年間では500万〜900万円規模の予算確保が前提となります。
このため、家計における固定費として継続維持するためのメイド雇う年収目安としては、通い型(週1〜2回)であれば世帯年収1,000万〜1,200万円程度から現実的ですが、専任の住み込みメイドを置く場合は世帯年収2,000万円〜3,000万円以上、あるいは一定規模以上の資産を持つ富裕層が主たる利用者層となります。