ネット上のコミュニティやSNSでは、「専用品を買わなくても100円ショップやニトリの生活雑貨で十分代用できる」という情報が多数発信されています。この噂の実態について、編集部が実際の使い勝手を検証しました。
結論から述べると、車内の靴収納を100均アイテムで構築することは十分に可能です。ダイソーやセリアで販売されている「積み重ね可能なシューズボックス(透明タイプ)」や「ガーデニング用樹脂トレイ(浅型)」は、シート下やラゲッジスペースの簡易的な靴置き場として驚くほどジャストフィットします。1足あたり110円〜330円で揃うため、初期投資を極限まで抑えたい場合には有力な選択肢です。
また、車用シューズボックスとして使えるニトリの収納ケース(「Nインボックス」シリーズや各種布製シューズラック)も、インテリアに馴染む洗練されたデザインと高い耐久性で高い人気を集めています。特にニトリのハンドル付き薄型ボックスは、後部座席下の隙間からスムーズに引き出せるため、日常使いの利便性に優れています。
しかしながら、生活雑貨の流用には明確なデメリットも存在します。それは「車載環境への専用設計(耐熱性・耐衝撃性・滑り止め)がなされていない」という点です。真夏の高温に晒された100均の薄型プラスチックケースが熱で変形したり、走行中の遠心力でケースごと床を滑り回って異音を発したりするトラブルは頻繁に報告されています。一方、オートバックスなどで手に入る車用靴収納や専用カー用品は、裏面に強力な面ファスナー(マジックテープ)加工が施されていたり、難燃性素材が使われていたりと、走行時の安全性が徹底して考慮されています。