茅野市を語るうえで欠かせないのが、世界水準の考古学的遺産と圧倒的なアウトドアフィールドの存在です。
市内にある棚畑遺跡および中ツ原遺跡からは、日本国内で出土した土偶のなかでも最高傑作と称される国宝「縄文のビーナス」と「仮面の女神」が発掘されています。茅野市尖石縄文考古館に鎮座するこの2基の国宝土偶は、約4,000〜5,000年前の縄文文化がこの八ヶ岳山麓で極めて高度に繁栄していた証拠であり、歴史ファンのみならず国内外の研究者やアーティストを惹きつけてやみません。
アウトドアの観点では、日本百名山のひとつである八ヶ岳へのメインゲートウェイとして登山愛好家から絶大な支持を得ています。美濃戸口や渋の湯などを起点とする登山ルートは、初心者向けの原生林トレッキングから本格的な岩稜帯縦走、冬期アイスクライミングまで多彩なバリエーションを誇ります。
また、歴史ある蓼科高原の温泉郷(信玄の隠し湯として知られる名湯群)や、四季折々のファミリーレジャーが充実する白樺湖など、週末の余暇を豊かに彩るスポットには事欠きません。さらに、澄んだ冷水と昼夜の寒暖差が育む信州そばの名店が街道沿いにひしめき、地場産の新鮮な高原野菜とともに豊かな食文化を形成しています。