第2シーズン第4話「赤か、青か」で木村拓哉が演じた林功夫は、遊園地の観覧車に時限爆弾を仕掛ける知能犯です。林は巧妙なトリックを用いて自らのアリバイを偽装し、警察を翻弄しながら爆破カウントダウンを仕掛けます。
物語のクライマックスは、観覧車内に閉じ込められた解除役の巡査・今泉慎太郎(西村まさ彦)と、爆弾の設計図を持つ林、そして事件の本質を見抜いた古畑任三郎による息詰まる心理戦です。爆弾の起爆を止めるため、最後に切るべき導線が「赤か、青か」の二者択一を迫られる緊迫の展開が描かれます。
古畑は林の心理誘導と細かな行動の矛盾を鮮やかに見破り、爆破を未然に防ぐことに成功。論理的な証拠の積み重ねによって林の完全犯罪は完全に崩れ去りました。木村拓哉が見せた追いつめられていく犯人の動揺とプライドの崩壊は、今見ても息をのむリアリティを放っています。