一方で、ネット上には「ピラティスを続けているのに全然痩せない」という不満の声も散見されます。このギャップが生じる構造的な原因には、以下の3つの盲点が存在します。
盲点1:消費カロリー自体は高くない
ピラティス1レッスン(50〜60分)の消費カロリーは約150〜250kcal程度であり、ランニングやHIITなどの激しい有酸素運動に比べると控えめです。運動した安心感から過剰に糖質や脂質を摂取してしまうと、アンダーカロリーが形成されず、体脂肪そのものは減少しません。
盲点2:通う頻度が少なすぎる(月2〜3回ペース)
身体の運動学習と筋肉の再教育には一定の反復が必要です。間隔が1〜2週間空いてしまうと、日常の身体の使い方の癖(猫背や脚組み)に引き戻され、姿勢の補正効果がリセットされてしまいます。体型を劇的に変えるための最低ラインは週1〜2回、早期に変化を出したい場合は週2〜3回の頻度が必須です。
盲点3:体重(kg)の減少と体型変化を混同している
ピラティスは「筋肉を落として体重を減らす」運動ではなく、「骨格と筋肉の配置を整えてシルエットを細く見せる」運動です。体重計の数字だけに固執していると、見た目の引き締まりという最大の成果を見落とすことになります。