Q1:広辞苑などの代表的な国語辞典には掲載されていますか?
A1:大半の中型・大型国語辞典において、「豆腐」の項目内に慣用句として掲載されています。新村出編『広辞苑』や小学館『日本国語大辞典』などでも、「ふがいない者を罵る言葉」として用例とともに収録されており、日本語の慣用表現として確固たる地位を確立しています。
Q2:落語の演目以外で、文学作品に登場する著名な用例はありますか?
A2:明治から大正、昭和初期の文豪たちの書簡や随筆、戯曲などにも散見されます。例えば、江戸の情緒や庶民気質を色濃く残した作家たちの作品において、気風のいい長屋の住人や小気味のいい女性キャラクターが、だらしない男を叱り飛ばす場面などで効果的な小道具として重宝されてきました。
Q3:海外の人にこのニュアンスを英語で説明するにはどう表現すればよいですか?
A3:直訳すると「Go bash your head against the corner of a tofu and die」となりますが、海外には「豆腐=柔らかいものの象徴」という共通認識が薄いため意味が通りません。「Go drown in a puddle of water(水たまりで溺れ死んでこい)」や「Go jump in a lake(湖にでも飛び込んでろ)」など、あり得ない間抜けな死に方を引き合いに出して失笑する類似の英語表現に意訳して説明するのが最も正確にニュアンスを伝える方法です。