なぜここまで圧倒的な低価格を維持できるのか。そのカラクリは、徹底した一括現金仕入れと型落ち品・過剰在庫の巧みなバイイングにある。メーカーがパッケージ変更や季節の切り替えで余剰となった在庫を、スーパーキッド全体で大量に引き取る。これにより、大手スーパーでは真似のできない原価設定を実現しているのだ。
「有名メーカーのシャンプーや調味料が、ドラッグストアの特売日よりさらに2〜3割安い」。店内でカゴに商品を放り込んでいた40代の男性客はそう語った。賞味期限が極端に短いわけでもなく、品質は何ら市販品と変わらない。賢い消費者がブランドのこだわりを捨てて実利を取る時代、この仕入れシステムは強烈な説得力を持っている。