なぜ職人はロゴを刻まないのか?万双の財布が熱狂的に愛される理由

なぜ職人はロゴを刻まないのか?万双の財布が熱狂的に愛される理由

なぜ職人はロゴを刻まないのか?万双の財布が熱狂的に愛される理由とは一体何なのか? 背景や要点を整理してお届けします。

万双を語る上で絶対に外せないのが、独自の開発によって生まれた「双鞣和革(そうなめしわがわ)」の存在だ。通常の何倍もの時間と手間をかけ、植物タンニンで二度鞣されたこの革は、使い始めこそ堅牢そのものだが、数ヶ月、数年と使い込むにつれて驚くほどしなやかに化ける。

一方、イギリスの伝統製法に敬意を払ったブライドルレザー二つ折り財布も凄まじい支持を集める。表面に浮き出た白いブルーム(ロウ分)が日々の摩擦によって磨き込まれ、やがて鏡面のような深い艶へと昇華していくプロセスは、まさに革を育てる贅沢そのものだ。日本の気候風土を熟知した職人だからこそ成し得たブレンドレシピが、経年変化の限界値を押し上げている。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。