長友のキャリアを振り返れば、常に不可能を可能にしてきた挑戦の歴史だった。明治大学からFC東京に入団し、彗星のごとく頭角を現すと、2011年にはイタリアの名門インテル・ミラノへと移籍。世界のトップレベルで長年にわたりレギュラーを張り続けた。
ヨーロッパでの激しい揉み合いを経て、古巣であるFC東京へと復帰した現在も、彼のハングリー精神は衰えるどころか増している。「ベテランだから省エネでプレーする」といった甘えは一切ない。一瞬の油断も許されないプロサッカーの厳しさを誰よりも理解しているからこそ、彼は日々のトレーニングで自らに最も過酷な負荷をかけ続けているのだ。