長年の鼻づまりから解放!副鼻腔炎手術で後悔しない治療の真実

長年の鼻づまりから解放!副鼻腔炎手術で後悔しない治療の真実

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副鼻腔炎の中には、従来の手術だけでは容易に再発を繰り返す難治性の病態が存在する。白血球の一種である好酸球が粘膜に過剰集積し、両側の鼻腔に多発性の鼻茸を形成する好酸球性副鼻腔炎だ。成人発症の喘息を合併することが多く、厚生労働省によって難病(指定難病306)に指定されている。

この難病に対して、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会のガイドラインでも推奨される最新の治療アプローチが、内視鏡手術と分子標的薬「デュピクセント(一般名:デュピルマブ)」の併用療法である。手術によって肥大化した病変や鼻茸を一掃し、換気ルートを確保したうえで、炎症を引き起こすサイトカイン(IL-4/IL-13)のシグナルをピンポイントで遮断する。

物理的な切除と最新の免疫学的アプローチを組み合わせることで、これまで何度手術しても再発していた重症患者において、鼻茸の再燃を抑え、失われていた嗅覚を長期的に維持する道が切り拓かれている。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。