物語の折り返し地点で登場する天才プログラマー、マイルズ・ダイソン。サイバーダイン社の最高技術責任者である彼は、決して悪意を持って兵器を開発していたわけではない。むしろ、彼の原動力は純粋な探求心と「人類の生活を豊かにしたい」という希望そのものだった。
しかし、彼が研究していた革新的なニューラルネットワーク・プロセッサは、前作で破棄されたT-800の残骸から極秘裏にリバースエンジニアリングされた代物だった。自分が生み出そうとしている人工知能スカイネットが、やがて自我を持ち、30億人もの人命を奪う「審判の日」を引き起こす――その残酷な未来をサラ・コナーたちから突きつけられた瞬間、彼の表情を襲う絶望と驚愕は観客の心を揺さぶり続けて離さない。