園内の高台に登ると、突如として視界に飛び込んでくる金色の巨大なモニュメントがある。1969年、芸術家・岡本太郎によって制作された「若い太陽の塔」だ。大阪万博のシンボル「太陽の塔」の前年に完成したこの塔は、岡本太郎のエネルギーがダイレクトに炸裂した傑作として知られている。
直径数メートルの顔から四方八方に突き出た燃えるようなコロナ。展望台から見渡す愛知県犬山市のパノラマと、塔が放つ原始的な力強さのコントラストは圧巻の一言に尽きる。一時的な老朽化による非公開期間を経て、熱心な修復作業により鮮やかによみがえった。アートファンのみならず、訪れたすべての人の記憶に深く刻まれるフォトジェニックな空間として、近年ふたたび脚光を浴びている。