議員を目指す候補者に求められる条件や選出の手続きにも、独自のこだわりが詰め込まれています。18歳以上の選挙権を持つ国民に対して、立候補できる被選挙権の年齢は衆議院が25歳以上、参議院は30歳以上と異なっています。熟慮と経験を参議院に期待する制度設計の表れです。
選挙区の画定や定数配分を巡っては、過去に最高裁判所から「違憲状態」との判断が下されることも珍しくありません。一票の格差をいかに是正し、地域代表的な性格を持つ参議院と、直接的な民意の全反映を狙う衆議院のバランスをどう取るか。投票箱に向かう国民一人ひとりの一票に込められた重みが、国会の構成を左右しています。