食の宝庫として知られる伊勢志摩。ホテルのダイニングも、単なる会席料理にとどまらない劇的な進化を遂げている。地元の生産者と直接連携し、伝統的な伊勢海老や松阪牛はもちろん、市場に出回らない希少な地魚や有機野菜を主役に据えた「ローカル・ガストロノミー」が主流となった。
和食の枠にとらわれず、イノベーティブフレンチや炭火焼きスタイルで素材の旨みを極限まで引き出す chef's table(シェフズテーブル)形式の宿も登場。夜は滋味溢れる一皿と三重の銘酒に酔いしれ、翌朝は体に優しい薬膳粥や地元の干物をいただく。胃袋からも伊勢の豊かな風土を実感できる。