ロサンゼルスで生を受け、本物の英語力と世界水準の感性を自然体で身につけた新田真剣佑と眞栄田郷敦。その生い立ちは日本の若手俳優の中でも極めて異彩を放つ。極真空手や各種格闘技、さらには楽器演奏に至るまで、幼少期から英才教育を叩き込まれた彼らの背景には、父・千葉真一の徹底した美学が存在した。
千葉真一が設立した「ジャパン・アクション・クラブ」のスピリットは、家庭内にも息づいていた。単に型を覚えるのではなく、肉体を限界まで鍛え上げて表現へと昇華させる姿勢。この厳しい環境こそが、世界基準の「動ける俳優」を育てる格好の土壌となったのだ。