忙しい平日の夜でも、たった3分で割烹レベルの小鉢が完成する。基本の作り方は驚くほどシンプルだ。一口大に切ったキャベツ(約200g)を耐熱ボウルに入れ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ(600W)で2分30秒から3分加熱する。ここに大さじ1.5のポン酢を回しかけるだけで、甘みと酸味が引き立つ絶品のおかずが完成する。
しかし、単に加熱しただけでは水分が抜けてべたつき、食感が損なわれてしまうことがある。ここでプロが実践する秘伝の裏ワザが「油の事前コーティング」と「水切りのタイミング」だ。レンジに入れる直前、キャベツ全体にごま油(またはオリーブオイル)を小さじ1程度小さじかけて軽く揉み込んでおく。すると油の膜が熱による水分蒸発を防ぎ、歯ごたえあるシャキシャキ感をしっかり閉じ込めることができる。
さらに、加熱直後に発生する蒸気を逃がし、手早くキッチンペーパーで余分な水分を抑えてからタレを和えるのがポイントだ。そして旨味が激変する隠し味として提案したいのが、少量の「鶏ガラスープの素」と「白ごま」、あるいは「塩昆布」の投入である。ポン酢の爽やかな酸味に深みのあるコクが加わり、箸が止まらない極上の副菜へと一瞬で化ける。