混合油の調合作業は、揮発性の高い危険物を扱う作業です。安全かつ正確に作るための道具とステップを把握しておきましょう。
準備する必須アイテム
混合油を安全に自作するためには、以下の3点を揃えます。ペットボトルや汎用ポリタンクの代用は静電気事故や容器溶解の恐れがあるため厳禁です。
- 消防法適合のガソリン携行缶(スタンドでレギュラーガソリンを購入・保管するため)
- 混合計量タンク(ガソリン用とオイル用の目盛りが一体化した2室構造タンク)
- JASO規格適合の2サイクルエンジン専用オイル
正しい混合ステップ(4ステップ)
ステップ1:安全な場所の確保と静電気除去
作業は直射日光を避け、風通しの良い屋外で実施します。火気厳禁はもちろんのこと、作業前に金属製フェンス等に触れて身体の静電気を逃がします。
ステップ2:混合計量タンクへガソリンを注ぐ
レギュラーガソリンの混合方法において最も重要なのは「入れる順番」です。先にガソリンを混合計量タンクの目標目盛り(例:2L)まで注ぎます。
ステップ3:オイル室でオイルを正確に計量して合流させる
タンク付属のサブ計量室に、25:1または50:1の目盛りに合わせて専用オイルを注ぎます。その後、計量ノブやバルブを緩めてガソリン側のタンクへオイルを流し込みます。
ステップ4:キャップを閉めて十分にシェイクする
注入口のキャップを確実に閉め、タンクを上下左右に15〜20回ほどしっかり振って攪拌します。ガソリンとオイルは自然には混ざり合わないため、この物理的なシェイク工程を怠ると濃度の偏りによる焼き付き事故が発生します。