開き毛穴にグリシルグリシンは効く?皮膚科学が暴く収縮の真相

開き毛穴にグリシルグリシンは効く?皮膚科学が暴く収縮の真相

開き毛穴にグリシルグリシンは効く?皮膚科学が暴く収縮の真相とは一体何なのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。

皮膚科学において、毛穴が漏斗状に削れたように広がる「すり鉢毛穴」の発生源は長らく皮脂の酸化とされてきました。しかし、資生堂の研究チームが発表した毛穴開口部の詳細な生体データにより、皮脂に含まれるオレイン酸などの不飽和脂肪酸が表皮細胞のカルシウムイオン流入を引き起こし、毛穴周囲に「不全角化(角化異常)」を発生させている事実が突き止められました。

角層が正常に育たず未熟なまま積み重なることで、毛穴の出口がすり鉢状にえぐれ、影となって黒ずみや開きが強調されます。アミノ酸であるグリシンが2つ結合したジペプチド構造を持つグリシルグリシンは、この細胞内への過剰なカルシウム流入をダイレクトにブロックする働きを持っています。角化プロセスを本来のリズムへと導き、皮膚のキメを整えることで、結果として毛穴の収縮を促します。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。