低レート帯の試合で頻繁に見られるのが、「キル数は勝っているのになぜか集団戦で力負けする」という現象です。この根本的な原因は、プレイヤー間のファーム差による見えないゴールド格差にあります。
ミニオン1ウェーブ(前衛3体・後衛3体)から得られるゴールドは約105〜125ゴールド(キャノンミニオン出現時は約165〜210ゴールド)に達します。つまり、約2.5ウェーブ(15〜18体程度)のCSを獲得することは、敵チャンピオンを1回キルして得る300ゴールドと同等の価値を持ちます。
リスクを冒して相手を倒しに行き、相打ちになってウェーブをタワーに押し付けられた場合、キルを獲得した側が実質的にゴールドと経験値で大損するケースは珍しくありません。トッププロが派手なキルよりも着実なラストヒットとウェーブの回収を最優先するのは、CSこそが運に左右されない確実なパワースパイク(強化タイミング)をもたらすからです。