もうひとつの大きな要因は、記憶の混同と情報のスライドだ。過去、他のアイドルグループの元メンバーや、地下アイドル、あるいは海外の有名アーティストが若くして亡くなった際、ニュースの見出しを誤読した人々が情報を錯綜させたケースが相次いでいる。
さらに、AKB48の楽曲を手掛けたクリエイターや、劇場を支えた関係者、衣装スタッフなどの悲報が報じられた際、SNS上で「AKB関係者が死去」という情報が伝言ゲームのように変化し、「AKBの1期生が亡くなった」へとすり替わって拡散された事例も存在する。人々は大雑把な記憶でニュースを記憶しがちであり、この「主語のすり替わり」がフェイクニュースの温床となっている。