一口に頭痛といっても、右側に生じる痛みには明確なバリエーションが存在します。頭の右側が痛い原因を突き止める第一歩は、その痛みがどのように発症し、どのような感触を伴うかを観察することです。
臨床現場において片側の頭痛を訴える患者の多くは、以下の4つの代表的パターンのいずれかに分類されます。
1. ズキズキと脈打つ「片頭痛 右側 こめかみ」
血管が拡張して周囲の三叉神経を刺激することで発生します。右の頭が痛い ズキズキとした拍動性の痛みが特徴で、体を動かしたり光や音の刺激を受けたりすると増悪します。20代〜40代の女性に好発し、吐き気や嘔吐を伴うケースも珍しくありません。
2. ピキピキ・チクチクと電撃が走る「後頭神経痛 右側」
後頭部から頭頂部、耳の後ろにかけて右頭部 ピキピキ チクチクと針で刺されたような一瞬の鋭い痛みが走る場合、後頭神経痛が疑われます。頭蓋骨の出口で神経が圧迫されることが主因で、デスクワークによるストレートネックや長時間の同一姿勢、精神的緊張が引き金となります。
3. 目の奥をえぐられるような「群発頭痛 片側 激痛」
右の頭が痛い 目の奥に耐え難い破壊的な痛みが走る場合、群発頭痛が考えられます。20代〜40代の男性に多く見られ、1〜2か月の「群発期」に毎日のように決まった時間帯(特に夜間や早朝)に発作が起こります。充血や涙、鼻水を伴うのが特徴です。
4. 締め付けられるような鈍痛「緊張型頭痛」
頭全体または片側にヘルメットをかぶらされたような圧迫感を覚えるタイプです。首や肩の筋肉が収縮して血流が悪化することで引き起こされます。緊張型頭痛 対処法としては、温熱療法やストレッチによる血行促進が基本となります。