式典への出席を決めた親が次に直面するのが、親の服装マナーに関する悩みです。高校までの入学式と大学の入学式では、参加者の年齢層や会場の雰囲気が微妙に異なります。
母親の服装:上品なセミフォーマルが鉄則
母親の装いとしては、ネイビー、濃紺、グレー、ベージュなどの落ち着いた色味のセレモニースーツやセットアップが全体の7割以上を占めます。ブラックフォーマルを着用する場合は、喪服に見えないようインナーに華やかなボウタイブラウスを合わせるか、明るいカラーを取り入れる工夫が求められます。
悩む人が多いコサージュの有無について現場を観察すると、着用率は約4割程度です。高校までと比べると、大ぶりのコサージュを付ける方はやや減少し、代わりに控えめなパールネックレスや上質なブローチで胸元にアクセントを添えるミニマルなスタイルが主流となっています。
父親のスーツ:ビジネススーツを格上げした着こなし
父親の服装は、一般的なダークネイビーやチャコールグレーのビジネススーツで全く問題ありません。礼服(ブラックスーツ)を着用する必要はなく、清潔感のある仕立ての良いスーツが最も場に馴染みます。
ネクタイは派手すぎる柄を避け、春らしいパステルブルー、シルバーグレー、上品なストライプなどを選ぶと祝意を表現できます。足元は手入れの行き届いた黒の革靴を合わせ、ビジネス感を抑えた端正な装いを意識してください。