言葉が出てこないのは病気の前兆?失語症と脳梗塞を見分ける受診目安

言葉が出てこないのは病気の前兆?失語症と脳梗塞を見分ける受診目安

言葉が出てこないのは病気の前兆?失語症と脳梗塞を見分ける受診目安について知っておくべき 注意点を分かりやすく解説いたします。

どのような症状が現れたときに、どの病気を疑うべきか。医療従事者が問診や初期トリアージで確認する主要疾患の鑑別ポイントを比較表にまとめました。

疾患・病態詳細・数値データ一般的な症状の特徴編集部の見解・緊急度評価脳梗塞 / TIA(一過性脳虚血発作)TIA発症後48時間以内の脳梗塞発症率は約5〜8%、90日以内は約10〜15%(国内臨床統計)突然言葉が出なくなる、片側の手足に力が入らない、顔の半分が下がる。数分〜数十分で軽快することも多い【最高危険度】直ちに救急車を呼ぶべきレベル。超急性期の血栓溶解療法(t-PA)が受けられるかが分水嶺失語症(血管性・脳損傷)脳卒中患者の約20〜30%に合併。回復期リハビリの早期介入(発症後1ヶ月以内)が機能回復を左右する単語の言い間違い、相手の言葉が聞き取れない、文字が書けない・読めない、言いたい単語の欠落【高危険度】脳の局所病変が存在する証拠。即日の脳画像診断(MRI/CT)が必須認知症(アルツハイマー型・若年性含む)国内有病率は高齢者の約5人に1人。65歳未満の若年性認知症は全国で推計3〜4万人規模数ヶ月〜数年単位で徐々に言葉が出なくなる、「あれ」「それ」が頻発。ヒントを出されても思い出せない【中危険度】数日以内の急変リスクは低いが、進行抑制薬や生活支援計画のため数週間以内の専門外来受診を推奨心因性ブレインフォグ(ストレス・適応障害)20〜40代のデスクワーカーに多発。休養と環境調整による可逆的回復率は80%以上会議での発表時など特定の緊張下で言葉に詰まる。手足の麻痺や文字の読み書き異常は伴わない【経過観察〜中】器質的異常を脳神経外科で除外したのち、心療内科や精神科での休養指導・ストレスケアへ移行
佐藤 大輔
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佐藤 大輔

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