SNSや教育系コミュニティ、保護者の体験談を検証すると、手軽さの裏で発生しているヒヤリハット事例が多数報告されています。「子どもが面白がって素手で触ろうとした」「洗面台に流して陶器がヒビ割れた」など、初歩的な知識不足によるトラブルが後を絶ちません。
特に多いのが、大きな塊を小さく砕こうとする際のトラブルです。ドライアイスの割り方のコツとしては、素手で押さえつけたり包丁で無理に切り落とそうとせず、厚手のタオルや二重のビニール袋に包んだ状態で、木槌やゴムハンマーを使って上から叩くのが最も安全です。破片が周囲に飛び散るのを防ぎ、顔や目への接触事故を未然に防ぐことができます。
また、ドライアイスを素手で触ると火傷のような症状(凍傷)を引き起こします。マイナス78.5℃の固体に直接触れると、皮膚の水分が瞬時に凍結し、細胞組織が破壊されます。トングや厚手の軍手、皮手袋を必ず着用させることが鉄則です。