勘解由小路という名字を語る上で欠かせない歴史的人物が、幕末から明治時代にかけて活躍した勘解由小路資健(かでのこうじ すけたけ)である。子爵であり政治家でもあった彼は、明治新政府において県知事職などを歴任し、近代日本の地方行政の基礎作りに貢献した。
公家出身の家系は明治維新後に華族となり、華々しい政治・文化的足跡を残した。文学者・武者小路実篤の親族にあたる系譜としても知られ、その気品ある響きは時代を超えて受け継がれている。漢字5文字で「かでのこうじ」と読ませるエレガントな構造は、日本の公家文化が育んだ美意識の結晶と言っても過言ではない。