「日本のコストコ」と称されるスーパーマーケット「ロピア」。その成長を爆発的なスピードへと引き上げたのが小倉宣雄氏である。慶應義塾大学を卒業後、現場での徹底的な経験を経て経営の第一線に立った。肉屋出身の強みを活かした独自の精肉部門の強化や、ロープライス・ユートピアを掲げる独自施策は、既存のスーパーの常識を次々と塗り替えてきた。
単なる「年収2000億円超の企業のトップ」という肩書にとどまらない。彼の凄みは、徹底した現場主義と決断の速さにある。株式会社ロピアを関東圏から全国へ、さらには海外市場へと進出させた手腕は、食品小売業界のアナリストからも高く評価されている。華やかな芸能界でトップを走り続けてきた妻の存在と、泥臭く現場を仕切る実業家の姿勢。このふたつのプロフェッショナルが出会った背景には何があったのか。