相場のボラティリティが高まる局面において、個人投資家が真っ先に取り組むべき課題が「資産運用・資産防衛」の調和である。インフレ下では現金や預金の価値が目減りしていくため、単にリスクを避けて静観しているだけでは資産を守り抜くことはできない。かといって、過度なリスクをとれば市場の乱高下に巻き込まれて一瞬で資産を失う危険もある。
ここで鍵となるのが、実物資産やインフレ耐性の高い株式への分散投資、そして世界的な資金循環の波をとらえた機動的なポートフォリオの再構築だ。守りを固めながらも適切な局面でリスクを取る柔軟性こそが、この大変動期を生き残る最大の武器となる。