前橋市が進める最大級の国家的取り組みが「前橋スーパーシティ構想」だ。自動運転バスの運行実証や、マイナンバーカードを活用した医療・移動サービスの統合など、先端的技術をまちづくりに組み込む試みが本格化している。
しかし、先進的な技術導入には市民側のデジタル格差という現実的な壁が立ちはだかる。特に高齢化が進む郊外エリアでは、新システムの操作に対する不安の声も根強い。技術の先進性だけを誇るのではなく、いかに誰一人取り残さない行政サービスへと着陸させるか。現場での丁寧な説明と改善が、今まさに試されている。