トイレットペーパーの「ほぐれやすさ」を規定する公的規格としてJIS P 4501が存在する。水流による解繊試験を通過したものだけが規格適合を認められる仕組みだ。しかし、流せるクリーナーの多くはこのJIS規格をそのまま適用しているわけではなく、各メーカー独自の自主基準に依存してきた経緯がある。
業界団体である日本不織布協会も、製品の利便性と排水性のバランスについてガイドラインの策定を進めてきた。だが、節水型便器の普及スピードに基準の標準化が追いついていないのが現実だ。水に流せる限界量や、流す際の条件(大洗浄で1枚ずつ流す等)についての記載が小さすぎることが、消費者側の誤解を広げる一因となっている。