楽しいはずのツーリングが一瞬の事故で暗転したとき、金銭的なトラブルが人間関係を修復不能にするケースがある。損害保険業界の関係者が口を揃えて指摘するのは、任意保険における同乗者への補償内容の確認不足だ。
自賠責保険だけでは、重大な後遺障害や長期の入院費用を到底カバーしきれない。家族やパートナー、友人を後ろに乗せるのであれば、対人賠償保険や人身傷害保険の補償限度額が無制限になっているかどうかを必ず点検すべきだ。愛する同乗者の将来を守るための保険設計は、ライディングテクニック以上に重要な安全装備といえる。