「葉が黄色くなったら、まず土の匂いを嗅ぎなさい」――そう語るのは、NHKエデュケーショナルの長寿番組『趣味の園芸』などでおなじみの園芸デザイナー・三上真史氏だ。YouTubeなどの発信を通じても、観葉植物・ボタニカルライフの正しい楽しみ方を提唱し続けている。
葉先が茶色くパリパリに乾燥している場合は空気の乾燥や水切れが疑われるが、葉全体が黄色く変色して茎が柔らかくなっている場合は、土中で酸欠と根の腐敗が進行している決定的なサインだ。三上氏らは、指を土に第二関節まで直接差し込むか、竹串を数分挿して引き抜いたときの湿り気具合で内部環境を診断する独自メソッドを推奨している。視覚情報だけに惑わされず、土の深層のリアルな水分量を確かめる触覚の導入こそが、トラブルを未然に防ぐ決定打となる。