関係者への独自取材によって明らかになったのは、リゾートが水面下で進めている大型改装の全貌だ。既存の客室棟におけるラグジュアリーフロアの刷新に加え、プライベート感を極限まで高めた新ヴィラエリアの増設が着々と進行している。フィリピン観光省(DOT)が推進する持続可能な観光インフラ整備計画とも足並みを揃え、再生可能エネルギーを活用した循環型プールシステムの導入など、次世代を見据えた設備投資が惜しみなく注ぎ込まれていた。
セブ州観光局の幹部も「マクタン島における宿泊の概念を再定義する動き」と期待を寄せる。単に泊まる場所を提供する時代は終わった。滞在そのものが旅のハイライトになるような仕掛けが、この巨大リゾートの新たな設計思想の根底にある。