文部科学省が展開した「スーパーグローバル大学創成支援事業」において、私立理工系大学として唯一の採択を受けた芝浦工業大学。その国際化の恩恵は、都心の豊洲キャンパスだけでなく、この大宮の地にも深く根付いている。
構内を歩けば、世界各国から集まった留学生や海外研究者の姿が日常の風景として溶け込んでいる。英語で活発に議論を交わすセミナー室、多国籍なチームで進められる共同研究。かつて日本の地方都市に見られた閉鎖的な工学部像はここにはない。
同事業の指定期間を通じて培われたグローバル基準の教育フレームワークは、事業終了後も確実に息づいている。海外協定校とのダブルディグリープログラムや国際インターンシップへの送り出し実績は、理系単科大学として頭一つ抜けた存在感を示す。郊外キャンパスにいながらにして、視線は常にシリコンバレーやヨーロッパの研究都市へと向けられているのだ。