行政手続きや学校現場で使われる区分において、早生まれとは「1月1日から4月1日まで」に生まれた人を指します。これに対して、「4月2日から12月31日まで」に生まれた人は「遅生まれ」と呼ばれます。
日本の学校年度は4月1日に始まり翌年3月31日に終わる「4月入学・3月修了」が基本です。しかし、同学年として同じ教室に集まる子どもたちを誕生年で整理すると、以下の学年早見表のような区分になります。
たとえば、2026年4月に小学校へ入学する学年を例にとると、対象となるのは「2019年(令和元年)4月2日生まれ〜2020年(令和2年)4月1日生まれ」の子どもたちです。このうち、2019年生まれ(4月2日〜12月31日)が遅生まれ、2020年生まれ(1月1日〜4月1日)が早生まれとなります。
なぜ同じ年(1月〜4月1日)に生まれたのに「早い」と表現されるのか、その語源や由来には諸説あります。最も有力なのは、「生まれた年が同じ同級生の中で、学校へ行く時期が他の子(4月2日以降に生まれた子)よりも1年早く訪れるから」という進学スピードに由来する説です。明治時代に導入された近代学校制度と暦の組み合わせの中で、民衆の生活感覚として定着していきました。