大阪府立桜宮高校人間スポーツ科学科を受験するにあたり、まず把握すべきは学力難易度と入試制度の枠組みです。大手進学模試(五ツ木模試・進研模試等)の合格目標データによると、人間スポーツ科学科の偏差値は46〜48のゾーンに位置しています。普通科(偏差値48〜50前後)と比較すると学力ラインはやや抑えめに見えますが、実技検査の配点が高いため、単なる内申点や学科試験の点数だけでは合否を測れない特徴があります。
入試日程においても、普通科とは選抜枠が異なります。人間スポーツ科学科は、例年2月中旬に実施される「公立高校特別入学者選抜」の対象です。3月上旬に行われる一般入学者選抜(普通科など)よりも約1ヶ月早く試験が実施され、国語・数学・英語の学力検査(各科45分、B問題採用)に加えて、専門的な実技検査が課されます。
近年の入試倍率は1.0倍〜1.3倍程度で堅調に推移しています。定員は80名(2学級)となっており、年度によってスポーツ実績を持つ有力受験生の出願動向により倍率が上下します。万が一、特別選抜の人間スポーツ科学科で不合格となった場合でも、3月の一般選抜で同校の普通科や他校の普通科に再挑戦できる入試構造となっています。