今注目を集めている つるむらさきの美味しい食べ方大全!ぬめりと土臭さを消す下処理の極意について、詳しいまとめを分かりやすく掲載しています。
つるむらさきは、夏場の葉物野菜として非常に優れた栄養価を誇ります。文部科学省『日本食品標準成分表(八訂)増補2023年』のデータをもとに、日常的に消費されるほうれん草および小松菜との成分比較を行いました。
項目(可食部100gあたり)つるむらさき(生)ほうれん草(通年平均/生)小松菜(生)β-カロテン当量3,100 μg4,200 μg3,100 μgカルシウム150 mg49 mg170 mgビタミンC41 mg35 mg39 mg主たる食感・機能成分粘性多糖類(ぬめり成分)鉄分・葉酸グルコシノレートアク抜き処理の必要性必要(土臭さ・シュウ酸軽減)必須(シュウ酸除去)不要(そのまま加熱可)
つるむらさきのカルシウム含有量はほうれん草の約3倍に達し、野菜類の中でも屈指の数値を誇ります。また、加熱によって生じる独特の粘りは水溶性食物繊維や粘性多糖類に起因するもので、胃粘膜の保護や消化器系のコンディション調整に寄与します。夏場の強い日差しや冷房による体力消耗を防ぐ上で、極めて効率的な栄養設計を持つ緑黄色野菜です。