ホワイト・アルバムの恐ろしさを決定づけたのが、戦闘終盤で発動された超低温の応用技「ホワイト・アルバム・ジェントリー・ウィープス(静かに泣く)」です。
この能力は、周囲の大気中に含まれるわずかな水分すらも瞬時に氷結させ、微細な「氷の反射板」を空中に無数に配置する技術です。通常であれば目に見えない氷の層が宙に漂うことで、撃ち込まれたミスタの銃弾はギアッチョに届く前に反射板に衝突し、そのまま射手であるミスタ自身へと跳ね返されました。
『セックス・ピストルズ』の弾道操作すら無効化し、自らの放った弾丸が自分自身を傷つけるという絶望的な状況を作り出すこの技は、物理的な飛び道具を主力とする相手に対して完全な詰み(チェックメイト)を突きつける驚異的な防御幕でした。