フェード現象とは何か?命を守る正しい対処法を徹底解説の詳細について、分かりやすい解説を基に徹底解説します。
自動車の教習所や学科試験でも頻出する重要項目ですが、多くのドライバーが「フェード現象」と「ベーパーロック現象」の挙動の違いを混同しがちです。両者は発生のメカニズムもペダルを踏んだ際の感触も全く異なります。
最も危険なのは、フェード現象を放置して走行を続けると、発生した高熱がブレーキキャリパーから内部のフルード(ブレーキ液)へと伝わり、液体内に気泡が生じる「ベーパーロック現象」へと連鎖移行する点です。油圧が完全に抜け、ペダルが床までスカスカに踏み抜けてしまう最悪の事態に直結します。
項目フェード現象ベーパーロック現象高速道路等の関連現象(参考)主な発生部位ブレーキパッドおよびディスクローター接触面ブレーキ配管内のブレーキフルード(ブレーキ液)タイヤ接地部(ハイドロ/スタンディングウェーブ)発生メカニズム摩擦熱でパッドの樹脂が熱分解しガス膜が発生熱伝導で液が沸騰し配管内に気泡(蒸気)が発生水膜浮上やタイヤ変形の連続波打ち現象ペダルの踏み心地踏み応えは硬いままだが減速しないスカスカで手応えがなく床まで踏み抜けるハンドルやペダルへの直接的感触変化は別系統主な前兆サイン薬品やゴムが焦げた特有の異臭、初期制動の遅れペダルのストローク増大、踏み込み時のフワフワ感水しぶきの異音、タイヤの異常振動やうなり音
教習所では雨天時のハイドロプレーニング現象や空気圧不足によるスタンディングウェーブ現象と並んで三大危険トラブルとして指導されますが、山道特有のトラブルであるベーパーロック現象との違いを体感として理解しておくことが極めて重要です。