広島市西区の臨海エリア・商工センターに位置する「Wood Egg お好み焼館」は、オタフクソースが2008年に創業85周年を記念して開設した複合情報発信拠点です。木の温もりと卵(エッグ)を想起させる柔らかな曲線美が印象的な建築デザインは、環境配慮と地域共生を象徴するランドマークとして親しまれています。
館内はフロアごとに明確なテーマが設定されています。1階のエントランスおよびショップを抜けて3階へ上がると、そこにはオタフク お好み焼ミュージアムが広がります。戦後の焼け跡で誕生した「一銭洋食」から現代の広島お好み焼きへと進化を遂げた歴史的背景が、当時の屋台を忠実に再現した実物大ジオラマとともに展示されており、当時の人々の力強い息吹を肌で感じることができます。
さらに奥へと進むと、ソースの主原料であるデーツ(ナツメヤシの実)をはじめとする香辛料や酢の役割を学べる学術的な展示が充実。隣接する本社工場と直結した見学通路からは、徹底した衛生管理のもとで次々とボトルへソースが充填されていくオタフクソース 工場見学の臨場感をガラス越しに体感できます。