国際物流や越境ECのトラブル事例を取材すると、荷物が届かない、あるいは大幅に遅延するケースには典型的なパターンがあることが浮き彫りになります。
物流現場の専門家や郵便局関係者の証言によると、「不着・遅延トラブルの約8割は、国名(JAPAN)の脱落、郵便番号(ZIP Code)の桁数ミス、電話番号の先頭ゼロ残しによるシステムエラーに起因している」といいます。
SNSやコミュニティ上でも、次のようなリアルな体験談が多く見受けられます。
「マンション名の英訳にこだわりすぎて文字数オーバーになり、肝心の部屋番号が印字ラベルから切れてしまって配達員さんを困らせてしまった」(越境ECヘビーユーザー・30代男性)
「電話番号を090-XXXX-XXXXのまま登録したため、海外キャリアのSMS認証が届かず、税関での本人確認連絡が受け取れずに返送されてしまった」(個人輸入経験者・20代女性)
現場の配送員にとって最も困るのは、「建物名はあるが部屋番号が抜けている」「番地の数字が間違っている」という物理的な情報不足です。多少の英単語スペルミスがあっても、郵便番号と番地・部屋番号さえ正確であれば、日本の優秀な配送ネットワークによって確実に手元へ届けられます。