介護脱毛とは?白髪になると手遅れ?40代50代が急増する理由を徹底解説

介護脱毛とは?白髪になると手遅れ?40代50代が急増する理由を徹底解説

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介護脱毛とは、将来自分が要介護状態になった際、排泄介助や清拭を行ってくれる介護士や家族の負担を軽減する目的で、事前にアンダーヘア(VIOライン)を脱毛しておく行為を指す。対象部位は、ビキニラインの「Vライン」、大陰唇周辺の「Iライン」、肛門周辺の「Oライン」の3カ所が中心となる。

日本赤十字社や大手美容皮膚科クリニックが実施した最新動向調査によると、脱毛施術を受ける40代以上の割合は2020年比で約2.8倍に拡大した。この背景には、親の介護を実際に担った団塊ジュニア世代が直面した「リアルな介護現場の苦痛」がある。

オムツ交換の際に毛に排泄物が絡まり、清拭に時間がかかることで被介護者が痛みを訴えたり、皮膚炎(オムツ皮膚炎)や褥瘡(じょくそう)を悪化させたりする光景を目の当たりにした人々が、「自分があの立場になったとき、子どもや介助者に同じ苦労を背負わせたくない」と強く自覚する構造が存在している。

さらに注目すべきは、メンズ需要の急速な拡大だ。かつては女性特有のケアと見なされていたが、2026年現在では男性専門クリニックにおける40代・50代男性のVIO脱毛契約数が全体の3割近くを占めるまでに成長した。衛生意識の向上に加え、ビジネスパーソンの身だしなみ延長として合理的に捉える男性が増加している。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。