シャトルランで100回行く方法|満点奪取の呼吸法と省エネターン術

シャトルランで100回行く方法|満点奪取の呼吸法と省エネターン術

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シャトルランで100回という記録がどれほどの価値を持つのかを理解するには、文部科学省が策定している「新体力テスト実施要項」の得点基準表を確認するのが近道です。新体力テストにおいてシャトルランは有酸素持久力を測る種目であり、配点は1点から10点満点まで設定されています。

高校生男子であっても、満点となる10点基準はおよそ125回以上(中学生男子で108回以上)に設定されており、100回という数字は「満点圏内を捉える超上位層」の証です。女子の場合、10点基準は中高生で60〜70回前後に位置するため、女子で100回に到達した場合は学年トップどころか全国レベルのアスリートに匹敵する極めて稀有な記録となります。

以下の表は、新体力テストにおける年代別の基準値と、シャトルラン特有のスピード変化(音の間隔)を照らし合わせた一覧データです。

段階(レベル)累計回数・音の間隔走行速度・体感負荷基準の位置づけ・現場の評価レベル1〜31〜21回
(約9.0〜8.0秒間隔)時速8.0〜9.0km
(早歩き〜軽いジョグ)ウォーミングアップ段階。ここで速く走りすぎる初心者が最も多い。レベル4〜722〜56回
(約7.6〜6.8秒間隔)時速9.5〜11.0km
(快適なランニング)女子平均値(50〜60回前後)。未運動習慣層が脱落し始める境界線。レベル8〜1057〜87回
(約6.5〜6.0秒間隔)時速11.5〜12.5km
(中距離走ペース)男子中学生の平均〜上位水準。乳酸が急激に溜まり「魔の80回」を迎える。レベル11〜1288〜110回
(約5.7〜5.4秒間隔)時速13.0〜13.5km
(スピード持久走)【目標到達点】男子上位数%。100回到達時は高校生満点視野の領域。

データを見れば明らかなように、レベルが1上がるごとに音の間隔は約0.1〜0.3秒ずつ縮まります。レベル11を超えると20メートルの距離を5秒台で走破し、かつ急ブレーキをかけて反転しなければなりません。100回を突破するには、この過密なインターバルに耐えうる「技術的な省エネ」が不可欠です。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。