どれほど見事な花束を用意しても、渡し方の手順やロジスティクスを誤れば台無しになりかねません。過去の失敗事例から導き出された花束プロポーズ失敗しない渡し方のルールを3点提示します。
第1の盲点は「保管環境と鮮度管理」です。バラは極端な温度変化に弱く、特に真夏の炎天下の車内トランクや、真冬の暖房直撃エリアに数時間放置するだけで花びらが萎れ、葉が黒ずんでしまいます。レストランやホテルで渡す場合は、事前にコンシェルジュに相談し、「当日の直前まで空調の効いたバックヤードで預かってもらう」段取りを組んでおくことが不可欠です。
第2の盲点は「持ち帰り用バッグ(専用ショッパー)の有無」です。花屋で花束を受け取ったままの状態で渡してしまうと、帰宅時に抱えて歩くしかなくなります。良心的なフローリストであれば大型の持ち帰り用不織布バッグを付属してくれますが、ネット通販などの場合は別売りのケースもあります。スマートに持ち歩ける専用の特大キャリーバッグを事前に確保しておくことは、大人の配慮として欠かせません。
第3の盲点は「移動手段の確保」です。公共交通機関での移動は避け、自家用車またはタクシーを手配するのが基本です。夜景の見える屋外や公園で渡すシチュエーションを組む場合でも、渡した直後に車へエスコートできる導線を事前にロケハンしておくことが、パートナーに冷えや恥ずかしさを感じさせないプロの手腕です。