インターネット上のQ&Aサイト等で長年議論されているのが、「点数による優劣やプレッシャーを感じたくないが、音程バーだけを見て練習したい(採点なしでの表示希望)」という要望です。これに関してネット上では「裏コマンドで採点なしのバー表示が可能」といった都市伝説めいた噂が散見されますが、技術的な結論から言えば、それは誤解を含んでいます。
各社のカラオケ統括部門の仕様構造を照合すると、DAM・JOYSOUNDともに「採点アルゴリズムを介さずに音程バー単体を描画する独立モード」は民生用ルーム向けには実装されていません。音程バーはあくまで採点システムの一部としてプログラムされているためです。
しかし、実質的に「採点なしで音程バーだけを活用する」ための実践的な回避策は確立されています。以下の手法を活用することで、点数を気にせずバーのみを目安にした練習が可能です。
- JOYSOUNDの場合:キョクナビの「採点設定」詳細メニューから「結果画面の表示」をあらかじめ「OFF」に設定する。歌唱終了時に採点画面が一切表示されず、次の曲へスムーズに移行します。
- DAMの場合:演奏終了直前の最後のアウトロが流れた段階で、デンモクの「演奏停止」ボタンを押す。採点結果の集計・描画シーケンスに入る前に強制終了させることで、リザルト画面を見ずに済みます。
- ガイドボーカル機能の代用:「プロボーカル」や「ガイドボーカル」機能をオンにすると、機種によっては簡易的なメロディラインプレビューが表示されるモードがあり、採点バーに近い視覚的補助を得られます。