Q1:スーツのジャケットの上からカーディガンを羽織るのは絶対にNGですか?
A1:外出時・対面業務時を問わず、スーツジャケットの上からカーディガンを重ねるのは身だしなみとしてマナー違反です。ジャケットの型崩れを招き、周囲にだらしない印象を与えます。防寒が必要な場合は、コートを羽織るか、ジャケットの内側に薄手のVネックカーディガンやベスト(ジレ)をミドルレイヤーとして着用するのが正解です。
Q2:ダウンジャケットをスーツの上に羽織って客先を訪問しても失礼になりませんか?
A2:条件付きで許容されます。第一に「ジャケットの裾が完全に隠れる着丈であること」、第二に「光沢を抑えたマットなウール調やシームレス仕様であること」、そして第三に「客先の建物に入る前に必ず脱ぐこと」の3条件を満たす必要があります。ただし、初対面の重要商談や謝罪訪問などの場面では、格式の高いウールチェスターコートやステンカラーコートを選ぶのが無難です。
Q3:春先の微妙な気温のとき、スーツの上に羽織るアウターは何がベストですか?
A3:取り外し可能な薄型ライナーが付いた「高密度ギャバジントレンチコート」または「撥水ステンカラーコート」が最も汎用性に優れています。日中はライナーを外し、手持ちやバッグに収納してもシワになりにくい軽量機能素材(ストレッチポリエステル混など)を選ぶことで、朝晩の冷え込みと昼の温暖な気候の双方にスマートに対応できます。
Q4:手持ちのビジネスコートを冠婚葬祭で使い回す際の注意点は何ですか?
A4:通夜や葬儀では、黒または極めて濃いダークネイビーの無地コートであることが大前提です。金具が目立つもの、ベルトのバックルが大きいもの、リアルファーやフェイクファー、光沢のあるダウン素材は厳禁です。結婚式などの慶事であれば、ダークトーンのチェスターコートに明るいマフラーを添えるなど、祝意を損なわない着こなしであれば問題なく兼用可能です。