端座位とは?長座位との違いや介助手順・起立性低血圧の防ぎ方を徹底解説

端座位とは?長座位との違いや介助手順・起立性低血圧の防ぎ方を徹底解説

端座位とは?長座位との違いや介助手順・起立性低血圧の防ぎ方を徹底解説の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

Q1:端座位をとる時間は1回あたりどれくらいが目安ですか?
A1:急性期や離床開始直後の患者であれば、まずは1〜3分程度から開始し、血圧低下や疲労兆候がないかを確認します。安定してきたら5分、10分、15分と段階的に延ばしていきます。食事や会話などの活動と組み合わせる場合でも、疲労による姿勢崩れを防ぐため、1回あたり最大20〜30分程度を目安とし、適宜車椅子への移乗やベッド上への復帰を促すのが臨床的な基本です。

Q2:足が床に届かない小柄な患者さんの場合はどう対処すべきですか?
A2:ベッドの最低高まで下げても足が届かない場合は、絶対に足をぶらぶらさせたまま放置してはいけません。足元にしっかりとした踏み台(足台)や硬めのウレタンクッション、滑り止めのついた台を設置し、足底全面が平らに接地する環境を必ず作ってください。これだけで体幹の動揺が劇的に収まり、転倒事故のリスクを大幅に削減できます。

Q3:脳梗塞などで片麻痺がある場合、左右どちら側から介助すべきですか?
A3:原則として、健側(麻痺のない側)を下にして起き上がり、健側でベッド端を支持させるアプローチが基本となります。これにより患者自身の残存機能を活かした安全な動作が可能になります。また、介助者は転倒・倒れ込みのリスクが高い患側(麻痺側)の斜め前方に位置し、いつでも体幹や骨盤を支えられるようポジショニングをとるのが標準的なリスク管理です。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。