日焼けによる目のダメージは、自覚症状の強さによってある程度損傷レベルを推し量ることができます。重症化を防ぎ、的確な対処を行うために、まずは現在の状態を客観的に把握することが肝要です。日本眼科学会の見解をもとに作成した以下の目の日焼け症状チェックで、自身の危険度を確認してください。
【ステージ1:初期・軽度レベル(違和感の発生)】
□ 屋外から屋内に入った後、目が乾くようなショボショボ感がある
□ 蛍光灯やスマートフォンの画面が普段より妙にまぶしく感じる
□ まぶたの裏にわずかな異物感(ゴミが入ったような感覚)がある
※この段階で目を休ませ、人工涙液等で保湿を行えば半日程度で回復するケースが大半です。
【ステージ2:中等度レベル(明らかな炎症と上皮剥離)】
□ 白目がくっきりと真っ赤に充血している
□ まばたきをするたびにチクチク、ゴロゴロとした鋭い摩擦痛が走る
□ 涙が自分の意思とは無関係にポロポロとあふれ出て止まらない
□ まぶたが腫れぼったく、光を直視することができない
※角膜上皮の広範囲に細かい点状の傷(表層角膜炎)が生じている明確なサインです。
【ステージ3:重度レベル(即時医療介入が必要な状態)】
□ 痛みのあまり自力でまぶたを開けることが不可能な状態が続く
□ 視界全体が白く濁って見えたり、急激な視力低下を自覚する
□ 目やにが黄色や黄緑色に濁り、粘り気を持って大量に分泌される
※角膜上皮が大きく欠損し、細菌や真菌による二次感染(角膜感染症・角膜潰瘍)を起こしている危険性があります。市販薬で様子を見ず、直ちに眼科救急や専門医を受診しなければなりません。